金属技研株式会社

​​山田 小夏

自己紹介をお願いします。近況も教えて下さい。

 

山田小夏です。本学の大学院卒業後、金属製品の熱処理や加工を行なっている金属技研株式会社に就職しました。生まれてから就職するまでの24年間北海道に住んでおりましたが、現在は兵庫県の姫路市に住んでいます。

世界最大のHIP装置であるGiga-HIP(Hot Isostatic Pressing:熱間等方圧加圧)

本学機械工学科に進学した動機を教えて下さい。

 

ロボットの製作やプログラミング、CADを用いた設計図の作成方法などを学びたくて機械工学科への進学を決めました。

 

在学時代の思い出に残っていることは何ですか?

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ゼミ活動です。日々の研究活動、国際会議や学会への参加など大学ならではの学術的な活動を通して、答えのない問題を考える際のアプローチの仕方や根本的に物事を理解する大切さを学びました。

また、学生時代に扱っていた研究テーマはドイツの研究所と共に推進していたため、幸運にも2度ドイツに研究滞在することができました。この経験を通して英語力の大切さや真摯に物事に取り組む重要さを学び、今でも個人的に英語の勉強をしたり、少しでも周りの役に立ちたいという思いから仕事に真摯に取り組んだりしています。

 

 

​​ちなみにこちらの写真ですが、ドイツ滞在中に訪れた世界遺産のケルン大聖堂です。写真では伝わり切らないかもしれませんが、実物は遠くからでも首を真上にしないと建物のてっぺんが見えないくらい大きいです。

見上げている間にスリの被害にあう観光客が多いと事前に聞いていたので、背負っていたリュックを前に抱き抱えながら眺めていたのはいい思い出です。

​​​​ドイツ滞在中に訪れたケルン大聖堂

あとドイツといえばビールとソーセージが有名ですよね。今ではネットショッピングが発達しているため、日本にいてもドイツのソーセージとビールを楽しめる時代になりましたが、やっぱり本場のソーセージとビールは格別でした(笑)他にも地元のスーパーへ行ったときに、私の方が買う品物が少なかったからか(ハムとパンだけ)ドイツ人のおばあちゃんがレジを先に通してくれたり(ドイツ語で話しかけられたためあんまり何を言っているかわからなかったが雰囲気的にたぶんそうだった)、電車の終電なのに降りる様子のない私を見かねて外から叫んで降りるのを促してくれたり、外で食事をしているとどこから来たの?とフランクに話しかけてくれたり、ドイツの方々の優しさに感動したのを今でも覚えています。機会があればもう一度行きたいです。国際的な活動を本学が積極的に支援してくれたからこそ、このように貴重な経験をすることができました。

現在の仕事と本学で学んだこととのつながりなどを教えて下さい。​​​​​​​​​​​

まだ入社1年目で現場研修中のため、本格的に仕事に着手しているわけではありませんが、ゆくゆくは工程設計というお客様の要求を満たす工程を提案し、CADを使用した部品の設計・製図も行う予定です。本学で学んだ4力や金属材料の基礎知識は先輩社員から教えていただくことを理解するために役立っており、現在の仕事と本学での学びの繋がりを感じております。

​​12軸ホットプレスにて製品のテストの実施

在学生や高校生へのメッセージをお願いします​​​​

大学の学科選びや就職先など、将来自分のやりたいことについて考える機会が多くあると思いますが、その時に私がオススメしたいのは、あまり難しく考えすぎないということです(笑)昔の私は自分の興味のあることしか基本的にやらないというスタンスだったのですが、大学生活を通じて、興味がないこともやってみると意外と面白いという経験をしました。それこそ、入学時は金属材料に全くと言っていいほど興味がありませんでしたが、やってみるととても面白く、大学時代に最も勉強したのは金属材料学ですし、就職先は金属材料関係です。このように自分のやりたいことはどんどん変わっていくと思いますので、進路を決める際はあまり難しく考えすぎず、その時の自分が最も面白く感じているものを選ぶといいのかなと思います。

本学の機械工学科は4力を始め、他大学よりも金属材料に力を入れている特徴的な学科なので、幅広く工学の知識を学ぶことができ、自分の興味の幅を広げることができる魅力的な学科だと思います。自分のやりたいことがわからない、決めきれないという人におすすめです。皆さんが実りある学生生活を過ごせることを祈っております。

© 2020 by Department of Mechanical Engineering, Hokkaido University of Science

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